失われること

 


 

うつし世の憂さ

 

Windows10になってから、ネットワーク速度が落ちたように感じられることが多い。

アップデートがかかると、どうやらダウンロードに全力になるような仕組みがあるらしい。

ネットラジオも途切れ途切れになるほど、醜悪に帯域を食われ、非常に不快になる。

無論、動画などは再生が停まってしまうし、メールすら受信エラーになる。

んま゛〜前から述べているように、どうもわが家のネットワークは意図的に低速化

されているような気がしないでもない・・・のだが。

デフォルトで、インターネット接続された誰かのパソコンに対して、アップデータのクラウドの

ように動作する設定がオンになっていることは、意外に知られていない。

つまり、自分が先にダウンロードしたアップデータを、知らぬうちに他人へインストールする

設定が生きているということだ。

マイクロソフトにとっては合理的だろうが・・・背後からマイクロソフトに利用され放題で、

常に個人から、INDEX情報などを搾取されていることを、うかがい知れる設定でもある。

自社製品の宣伝が、ペロッと画面の右下に出てきたり、コルタナに話しかけろとか

おバカで電力無駄づかいな表示がされるし・・・イライラすることが増えた。

自作自演911テロ以来、極大の不快状態になっている。

 

北の長距離ミサイル、試射が逸れ、一度でも迎撃されたら国威が全面的に失われる。

そうなったときに北が次に用意していることは何だろう。

潜水艦からのミサイル発射に賭けたいところだが・・・米海軍や海自、対潜については

極端に高いプレッシャーがかかる海域が日本海、東シナ海だ。

ロスケの海軍が無駄に出張ってくれば、新展開になるが・・・文字通り水面下で

国籍不明の潜水艦どうしが戦闘しても、それは国家間の戦闘行為にはならないから、

闇に消えるだけのことだ。

どこかの原子力発電所の暴走か・・・それともインフラの断絶か・・・

物理的に海底ケーブルを切られたら、ネット情報が途絶しパニックになるだろう。

賢明な業者ならば、衛星回線で冗長しているだろうけれど・・・それとても、

近海に配した漁船モドキなどからの妨害電波で途絶させることは、さほど難しくない。

対潜能力が高い海自だが、島の周囲には薬物取引とか、怪しい船舶はわりといる。

漁船っぽい船舶ならば、フツーに行き来できてしまうのがユルいポン沿海である。

だから、あちこちで拉致されるわけで。

  


 

gooの全国方言辞典で山口弁を調べてみた。

すると・・・もはや失われし?いくつかの単語に気付く。

 

たう、たわん (とどく、とどかない)

じるい (ぬかるんでいる意の形容詞)

まっすぐい (まっすぐなの形容詞)

おじーま、おばーま (無駄に元気な爺、婆)

ほいと (物乞い)

ひわる (平たいものが反る)

えらい (疲れたの形容詞)

たいぎい (だるくて、面倒)

はしる (かなり痛む、きりきり痛む)

しまかす (驚くほど要領よく、してやられる)

 

といった感じで。

私が育った防府市は、おそらく山口弁ど真ん中なはずだ。

九州にも、広島、愛媛にもほぼ等距離の真ん中だからだ。

えらい、たいぎい、は愛媛に入っていたり、はしる、は島根や岡山も共通らしい。

ひょっとすると、高度成長期でマツダの工場などができて、人口がばくだい増えたとき、

方言が混じったのだろうか。

でも、私の方言は防府の松原あたり、母方の影響がほとんどだ。

 

あれ? ばくだい・・・は何処にも載っていない。

ぶち、は今でいうところのチョ〜だが、数字的に、量的に凄く大きいことを

ばくだい、と謂う。 とはいえ、ばくだい美味いでの!という表現もあったような。

ぶち美味い、よりも大げさな表現である。

 

こちらには、いづれの表現も出ていてホッとした。

 

それでも、いきめいかん(にっちもさっちもいかない、半端で役に立たない)は

やはり失われているかもしれない。

 

たぶん

西日本ならではの、味をきく、は意識の外側にあるのだろう。 あんまり当たり前で。

 

じゃんけんもって〜すっちゃんホイ

 あ〜いこ アメリカ ヨ〜ロッパ

  じ〜じ〜じ〜まのハゲ頭 と唱えるじゃんけんは、まだ受け継がれているだろうか?

 

方言が失われるのは仕方ないことだが、複合的な事柄を一言で表現するような、

豊かなボキャブラリが失われるのは、文を嗜む端くれとしては、悲しい限りである。

文だけに。

 


 

昨日は暑かったし、久々にチャンスだったから、午後はヨナマビーチへ。

 

生物探索は半分趣味で、半分仕事だ。

面白い生物が見つかれば、町のデータベースに登録するネタになる。

水深が深ければ、上からの視野が広がるが、濁りのあるビーチでは撮影が難しい。

さりとて浅ければ撮影は楽になるが、視野は狭くなり泳ぎそのものが危うくなる。

 

こうして眺めると、いかにも南国、いかにも透明なビーチ。

意外に上からは濁りは判らない。

いささかヒンヤリしたが、水温は27℃くらいある。

気温は30℃近いが、北風で空気が乾いているためか、水から出ると風は冷たい。

他方で、後頭部に直接照り付ける陽光の強さは、かなり気にかかる。

勤めて、頭を濡らしながら泳ぐことを心掛けるに越したことはない。

 

いきなり

調べのつかないナマコが見つかった。

パッと見、クロナマコっぽいが、バカでかい。

クロナマコは本来、ボローニャソーセージくらいだが、これは丸大ハムより大きい。

歳暮でもらったら、食べ飽きるほどの大きさ、太さである。

 

砂を払ってみると、やはり黒い。

いかにもクロナマコ。

 

砂まみれになっているというのは、砂に潜って生活するという意味か、

保護色を狙ってか判らないが、砂に潜るにしては、アマモなどがあって厄介だ。

このビーチには、砂に潜って生活するフタスジナマコが居るが、あまり大きくはない。

 

さらに沖側へ移動すると、ますます浅くなる。

すると、またしてもナマコ。

写真を見て知っている、これはバイカナマコだ。

別にナマラーになったわけではないが、データベース登録で調べ物をすると、

自ずとアレコレ見てしまうことになる。

チクチクの形は、サンゴに見せたいのだろうか・・・?

もっと派手な色合いのもいる。

 

ウミガメと思ったのか、25センチくらいのカスミアジが二度ほど寄ってきたが、

寄ってみたらデジカメを携えたデバガメだった・・・といったところか。(笑)

小型のカスミアジは、大型の魚などに随伴するのが好きだ。

イノーには入ってこない、50センチクラスのボラに随伴しているのも見かけた。

不思議と、ビーチでオニヒラアジを見かけたことはない。

 

さて

海の話題で盛り上がりたかったのでなく、実は今日が問題だった。

昨日はそのあと、シャワーを浴びてから役場へ戻り、残り1時間ほど仕事をして、

Aコープで買い物を済ませ、足取りも軽く帰宅した。

んが・・・次の朝は、クラクラして起きられないのだ。

やたら眠く、全身倦怠で立っているのが辛い。 想像していたことが的中した。

 

こうした体質になったから、水曜は休んだ方がいいかもしれないと思っていたから、

タイミングとしては悪くないのだが、それでもやはり気分の好い結果ではない。

 

疲れが溜まったのなら、どうして直後に出ず、就寝後に出るのだろう。

疲れとはナンなのだろう。

情動すら物質なのだから、何らかの物資なのだろうが・・・

疲れかどうかも曖昧だが、ともかく疲労というのが相応しい眠気と倦怠。

 

寝ても寝ても眠いし、なにしろ食欲がない。

食べている途中で、食べる行為がダルくて食べづらくなる。

体温を測ってみても、平熱の六度四分。

 

病気ではないのだが・・・健康でもない。 面倒な体質になったものだ。

社交辞令の、元気にしているか?という投げかけには、

あんまり元気じゃありません・・・が定番になっている。(笑)

 

歳をとると、知らず知らずのうちに、いろいろ削れていくものだなぁ。


ではまた