昭和 デジタル スマホ

 


 

巷の気色

 

誰がメリケンの頂点に立っても・・・世界の歪は大きくなる方向だ。

なぜ、あれほどバカバカしい不毛な大統領選になるのか・・・理解できないでいる。

メリケンにあっても、自己主張より怠惰があふれ、面倒な首長になりたくないのだろうか。

 

私は一応、健常者だから断言はできぬけれど・・・

どうもパラリンピックのレギュレーションには疑念が絶えない。

障がいのレベルもさることながら、義足や車いすなど、器具の差がありすぎれば

ドーピングに等しい気がする。 それはまぁ、健常者の水着やシューズも同様だが。

経済力もないはずの障がい者たちが、なぜあれほど軽く世界のメダルを口にするのか

私には到底理解できない。

個人でどれほど頑張っても、メダルとかいうレベルに達するには、

仕事サボってでも努力しなければならぬし、仕事だとて儲かるレベルにもない。

それがなぜ、あれほど軽々しくメダルメダと・・・???

 

参加者が少ないから・・・ 確かに世界一になるにはハードルが低い。

でも、記録にさしたる意味がなく、競うことだけに意味を求める国際競技について、

障がい者の希望とは別に、人類の○○という大義が感じられず、哀れな記録のようで

大げさな慰み事にもホドがある感じがする。

 

たとえば

盲目の方と、健常者で、真の闇のなかで正確かつ高速に地点へたどりつく・・・とか、

研ぎ澄まされた感覚を競うのなら、私はとても納得できるのだが。

 

私はむしろ

動物的な感覚を無視したドーピングだのみのチカラ推しオリンピックよりも、

感覚と体力をフルに発揮するようなジャンルがないことに、ガッカリしている。

 


 

私はどうしてもスマホに移行できない。

最大の理由は「とっつきにくい」から。 早い話が時代に乗り遅れたのだ。

でも、皆がスマホを買う前から、スマホは利用していた。

スマホとしてでなく・・・PDAの延長として。

2007年12月に購入したHTCの端末。

WindowsMobileの走りの端末で、進化した点は電話なので通信を内蔵している点だ。

まだgoogle Mapsなど、ネットサービスが充実していなかったころだったから

地図ソフトは自前でMappleを求めてインストールしていたっけ。

ブラウザーもエクスプローラーは見辛いから、拡大縮小できる有料のソフトだった。

 

それにしても、昔はずいぶんヒトバシラーだったなぁ。

左はWindows、東芝のGENIO、中ほどのソニーのCLIEはPalmOS、

右のは謎の音楽端末で2.5インチHDD内蔵、確か10万円近くしていた。

中身はちょっとLinuxに似ていたような。

 

中古で求めた、HPの端末は、なかなかイイできだった。

右のはGPSユニットだ。 バカバカしいくらい大きいが、そういうもんだった。

だから、通信とGPSを同時に使えなかった時代だった。

今では、メモリーカードがインターフェイスになっていた・・・なんて知らないだろうが、

当時は、カードスロットが拡張ポートとしても利用されていた。

 

ともあれ、ずいぶん散財したもんだ。(笑)

 

なかでもCLIEは魅力的だった。 ソフトの互換性がイマイチだったけれど・・・

オレンジのバックライトが輝く、QWERTYキーボードも魅力的だったし、

ディスプレイが美しくて写真がキレイで、カメラも好かった。

それにガジェットとしても、あちこち動いたり、回ったりして楽しい端末だった。

現代にアンドロイドで復活させても、なかなかカッコイイ端末だと思う。

 

ほか

シャープのLinuxザウルスなんかもあったが、アレはなぜか買わなかった。

 

ただ、出身がノートワープロやノートパソコンのデザイナーだったためか、

やはり「全部入り」はノートパソコンだと信じ切っているところがある。

 

町の防災専門委員になって求めたのは中古のスマホ、ソニエリのSO-03Dだ。

これがま゛〜安かったのにスマホ的には全部入りで、しかも防水である。

昭和の少年が憧れるガジェットの要素を遥か超えて、未来からやってきた小型端末のよう。

音楽もテレビも、インターネットも電話もカメラもできる万能っぷり。

さすがに旧型なので、素人の私にも動作のモッサリ感がイラッとくることがあるものの、

ブラウザー、ネットラジオ、QRコードリーダー、ウォークマンなどが使えて重宝している。

  

だがしかし

不便だ。 圧倒的な不便さは、ソフトウェアキーボードかと思ったが、そうでもない。

実は、老眼による画面の小ささを感じることだった。 幸いまだ、距離はギリギリ大丈夫だ。(笑)

だからといって、タブレットはいささか重い。

 

そんな私の中で、一つの極大の姿がタフパッドである。

私の求める、ほぼ・・・すべての処理がこの端末で実現でき、しかも丈夫な端末。

巨大津波が来るとき、何かを持って逃げるとしたら、タフパッドに違いない。

充電器はどうすんだ・・・とか、基地局も倒壊するだろう・・・とか問わないでほしい。

私だってパニックになり、思わず持って逃げるモノといえば、そんなもんだ。(笑)

 

そのくらい気に入っているが、普段使いではイカツさがバッグに出し入れしづらかったり、

バッグに入れるとなお、重さが気にかかる。 気に・・・というより肩にズシリ・・・かな。

 

他に代えがたい、炎天下で画面が見えるという驚愕のスペックがなければ、

普段ずっと持ち歩く・・・なんてことは、してないかもしれない。

せっかくLTEを内蔵していても、画面が見えないのでは話にならぬし。

スマホもタブレットも、炎天下では画面がただの黒い板になってしまう。

 

先日、アップルの新製品を知った。

7Plusは、画面も大きくシンプルなデザインになって好ましい。

もちろん買う気はないが・・・

 

そもそもデザインに理想像がない。

ようやくアップルらしいシンプルさになったが素材感や存在感が軽い。

ジョブス時代にあった、確固たる精神的な重みが足りない。

ファーウェイでも十分に販売されるだろうレベルの端末である。

手ぶれ補正は優秀だが、デュアルカメラは役立たずで哀れな装備。

 

しかしながら

私が期待するのは、MacPadは到底無理だとしても・・・

このノリで防水でスリムなiPad Miniが出れば、うれしい限りである。

ギリギリ常時携帯が可能で、防水なスマートタブレット。

カメラも手ぶれ補正とくれば、とりあえずコンデジ不要でもある。

 

タフパッドを利用していて感じるのは、画面の面積もさることながら、

4:3とはいかぬまでも1:√2くらいないと、なにか画面が足りない気がするのだ。

解像度はあるから十分なハズなのだが、なぜか上下が足りない気がする。

タフパッドはフルHDのスマホと異なり、1920X1200と120ドットほど縦長になっているが、

まだ横長すぎる感がある。

11インチと面積が広いので、特に不便を感じているわけではないが・・・

用紙の縦横比は、それなりにニンゲンの扱いやすい比率らしいと思う。

昭和のテレビ世代だから・・・かもしれないけども。

 

古代の古文書、石板なども、細長いものは少ないと思う。

巻物は自分で調整できるし。

 

例えば電子書籍は、なぜか無駄に面積が必要だ。

確かに書体とか、味わい深い行間なんてのあるが・・・

ぶっちゃけ、昔の新幹線の流れる文字表示とか、

時計型端末を用いて、仕事中に盗み読み・・・も可能なはずだし、

一行ごとに先送りするだけで十分読みとれるはずが、

なぜか文庫本のようなフォーマットを重視している。

 

スマホで漫画を読む人が多いらしいが、違和感があるのでは?

漫画に至っては、コマの変化が見せ所で、1ページ全体が動的物語になっている。

前後の顛末を最適に一覧できることが、情報にとっては重要なのだろう。

 

さしあたり

ニュースをちゃちゃっと閲覧するには、細長い新幹線の一行表示でもOK、

文章はそこそこの前後の顛末が必要、つまり流れる表示では無理であり、

漫画においてはページ構成が縦型だと、それにピッタリな画面が必要で、

Webページは、縦型画面に向く縦スクロールに設計されているけれど・・・

無駄に右端に宣伝などが配され、本文の一覧性が削がれて記事が小さい。

だからといって、スマホ専用のコンテンツは読みやすいというよりも、

バカにしてんのか?と思うような、シンプルと謂うより、省略しすぎだったり。

 

情報の最適な表示の仕方には、脳内のゲシュタルトやステレオタイプが深く関わっていて、

もっと合理的で有効な表現があると感じるが、どうもそのあたりはまだまだオザナリだ。

 

地図表示などは、やはり縦横比が遠いほど、不便を感じる。

真四角な方が、四方を認知しやすいから、圧倒的に安心できることは間違いない。

でもひし形に使うと、とてつもなく不安になる。(笑)

朝・・・満員電車の中で、畳みながら1/2面ずつ器用に新聞を読みふけるサラリーマンの如く、

地図を眺められる人物がいたら、紹介してほしい!!!(笑)

 

わが家のパソコンの表示はこうだ。

右でGYAOを視ながら・・・左でブログを書き、あれこれ検索し、画像処理したりしている。

正方形X2の配置で、横長でも縦長でもない。 双方を視るために横長の画面を利用する。

ニンゲンの目は横に並んでいて、横長の方が一覧性に優れるが・・・単体の情報について、

横長で認識しやすいのかはビミョ〜かもしれない。 個人的に。(笑)

 

右上には時計のアプリ。 ひとり者は時計にルーズ、意外に大事だったりする。

Win7時代のガジェットの名残である。

 

でもやはり、スマホが謂うほどスマートでも便利でないのは、画面の大きさが物足りぬから。

小さいからスマートなのに、拡大傾向が止まない。 爆発物のギャラクシーノート7とかも。(笑)

世界的に高齢化が進んでいる・・・というわけでもなく、たぶんガタイがデカいガイジンだと、

スマホはちっさすぎるのに違いない。

 

やにわに仕事中

急に画面に英語のメッセージが流れ、アップデーティングだから、ターンオフすな・・・と表示され、

しばらくすると Let's play Windows10 with your superb M ! と出たかどうかは忘れたが・・・

モバイル通信中にもかかわらず、白昼堂々アニバーサリーアップデートがかかってしまった。

Win8時代のように、初期画面にスタートの表示が戻ることもなく、ホッとした。(笑)

んが・・・もともとの英語バージョンに戻っていた。(涙)

 

ようやく、そこそこまともにタブレットとして指操作できるようになった。

なんといっても、ファイルエクスプローラーが指でできるのは感動というか・・・

完成度はまったく低いものの、操作できないよりはずっとマシになった。

完成度が低いのは、マイクロソフト社のなかでも、タブレット派の肩身が狭いからに相違ない。

Windows10 Mobileのスマホもサッパリだし・・・操作性やアプリの完成度に問題がありそうだ。

ひょっとすると、iPhone関連の表示+操作特許がドッサリあるのかもしれない。

 

ともあれ

ファイル管理ができることは、他OSのタブレットにない圧倒的な自由度であり利便性。

すぐに電力不足で機器が使えなくなるライトニングやマイクロUSBは、ほとんど役立たずだ。

心置きなくパソコンとして用いられる気軽さ、気安さは、仕事で用いるのには大切だ。

というか・・・端子の電力不足とか、くだらないことなんかを考える暇がもったいない。

 

スマホにも、そういった安心感があればなぁ・・・とつくづく感じられる。

昭和のパソコンおじさんにとっては、スマホと同大のバッテリー入りクレードルを用意して、

フルサイズのセルフパワーUSBをはじめ、HDMIとか有線LANとか、

あるいはモバイルバッテリーにもなる・・・くらいのものは、すぐさま作られると思うのだが。

スマホでまともに仕事をしようとするのは、時期尚早ということか。

 

ってゆ〜か、まじめに仕事用に考えようとしたのはマイクロソフトだけ。

しかしながら、Windows10になるまで、まともにタブレットも動作できなかったくらいだから、

ぜんぜん本気になっていないというか・・・よほど社内で外様扱いなのだろう。(笑)

話題にもならぬスマホ用OS、Windows10 Mobileのデキのほどは・・・自明だな。

 

嫌いなHPからは、最強CPU&メモリのスペックで防水のWindowsPhoneが発売される。

それには、貧弱なクレードルと、さらに豪華すぎるノートドックというノートパソコン型の

ただのモニター+キーボード+バッテリーだけのドンガラがラインナップされるという。

ミョウチキリンなオプションはさておき、防水でハイスペックなWindows10 Mobileというのは

元ヒトバシラーのオジサンにとっては、かなりピピッとくる!(笑)

 

結局、パソコンって便利だよなぁ。(笑)

 

私にとって、一般的なタブレットとかスマホはどちらも電話でなく、閲覧や音楽を聴く端末。

仕事ができない端末は、すべて遊び用として切って捨てるクセは抜けていない。

かまぼこ板よりも無粋な板物で電話するのは、恥ずかしくてできないわ・・・やっぱ。

 

したがって、炎天下で液晶が見えることが大前提となるチョイス。 

たぶん、しばらくは叶えられそうにない。 タフパッドシリーズ以外には。

 

残念ながらタフパッドシリーズのWindowsPhoneがあるが、炎天下で見える液晶を

搭載していないようで残念である。

ルーター代わりになり、スマホ同様の機能を装備し、さらにファイル管理もできる・・・

とくれば、なかなかイケている端末。 でもやっぱり画面が細長すぎかなぁ。

あるいは、USBのフルサイズ端子もないし、カードスロットもバッテリーの内側だしなぁ・・・

だいいち、充電端子があるのに、なんでマイクロUSBなどが必要なのだ?

意味が分からん。

 

キチンとしていることと、あるかどうかアヤフヤな規格をマに受けるのとは違う。

タフパッドシリーズが、スマホ然としている必要がどこにあるのか知らぬが、

パソコンの機器をつなげられる方がずっと便利だ。 それにスマホって規格なのか?(笑)

 

でも、このごろはセキュリティ対策とかで、拡張性とのトレードオフになってる。

 

大企業病・・・というのがあるが、イタチゴッコを続けるのは、ハードもソフト(運用)も同じ。

ハードメーカーが、ソフト面に配慮して不便さを利便に謂い換えるのは、いかがなものか。

結局のところ犯罪とか詐欺行為はすべてソフト、発想である。

情報が漏れたら終わりだ・・・と考え、ハード面の利便性とのトレードオフはおかしい。

第一、外部への通信手段である端末から、情報が漏れないハズがない。(笑)

 

そもそも・・・である。

SDカードは、セキュア・デジタルである。

音楽用などという業界に迎合した恥ずかしい規格だから、鳴かず飛ばずで、形状だけ普及した。

 

本当のセキュア・デジタル・カードをこさえておけば、堂々とカードスロットを搭載できる。

しかも・・・だ、SDカードスロットは、インターフェイスとしても使うことが想定された端子。

懐かしいなぁ。(笑)

 

業務用なのに、無駄に小さな互換性に配慮し過ぎながら、不便になる不器用が哀れでならぬ。

キチンとチェックリストをこさえて評価してるのかなぁ・・・あるいは客観性が乏しすぎるとか?

 

残念ながら、私が求めるモバイルのスペックは、まだ手元のタフパッドを超えてくれない。

だいぶウレシイのだが・・・冷水の中なら瞬間風速でフォトショップが使えるスマホ・・・

みたいなのが出現するのを、期待してしまうなぁ。 現代のモバイルの限界は高温にある。

よりによって、温暖化の地球上のなのに・・・である。

 

ストラップを留めてあるのは、中ほどを細く削った古いお箸なのだけれど・・・

幸いまだ支え続けてくれている。

ガッチリはまっているわけでなく、わりとカタカタするハマリ方・・・最初から。

やっぱり、絶妙な削りの技は確かだったんだなぁ。

最新技術を支えるのは、やっぱり昭和の職人芸だな。(笑)

そろそろシリコン系の接着剤で、お箸の脱落を防ぎたいころ。

 

ともあれ

安価で炎天下でも見えるディスプレイの技術くらい、そろそろ出現してくれないものかなぁ。 

炎天下でスマホが見えずに難儀する人口が、どれほどあることか。

シャープさん、まだダメなの???

 

毎日毎日、必ず利用しているサイト、アプリがある。

NHKらじるらじる

ラジオが普通に聴かれるだけだが、島では受信が難しい。

ワンセグに課金する・・・のはアリだが、それならばせめてラジオ受信も平等にしてほしい。

 

今更ラジオ・・・と思うかもしれないが、CMなど雑な情報が多いのに比べ、

リアルタイム性に優れ、無駄のないラジオはとてもありがたい。

 

念のため、スマホかタブレットにはアプリのインストールをおススメする。

デマ含みで貧弱なネット情報で行動するのもいいが、公平な情報源が非常時には有効だ。

いちいち家に帰ってラジオを持ち出すとか、常時ラジオを携帯している方もいまい。

 

私はもう四捨五入すると百歳だから、iPadで毎夜のようにラジオ深夜便を聴いている。

眠れぬ夜は、やっぱりコレだ。

 

ラジオがネットで聞かれるというのは、格安SIMのお陰でもある。

南国では、内地よりずっとインフラが貧弱だから、工夫でなんとかするしかない。

 

そうそう

知らないかもしれないけれど、正午のニュースのあと、昼のいこいという長寿番組がある。

これを聴きながら飯をこさえる・・・のも、なかなかのんびりでイイものだ。

 

インターネットでAMラジオ、これまたちょっと贅沢な時代だなぁ。


ではまた