南国らしい生活

 


 

世間の雲行き

 

ゲームが楽しいのは、人生がツマラナイからに他ならないが、

そんなに夢のない世界なのかねぇ゛〜

とゆ〜か、どんだけ頑張らないで生活したあげく、ゲームに興じるなど・・・

そんな人生が、楽しいもんかねぇ゛〜。

 

弱者の戦略として正しい兵装、それが潜水艦だ。

そこに核を搭載するのは、北キムチにすれば正しい選択といえるだろう。

問題は多々あるが・・・南よりずっと堅実路線でもある。

巡行ミサイルなら厄介だが、技術的には当面無理だろう。

我が国は、原潜こそないが・・・潜水艦と対潜の技術に関しては最先進国だ。

潜水艦の作戦行動は国家機密であるから、文字通り水面下の駆け引きが

日夜続いているのだろう。

 

それにしても

最新の潜水艦に搭載されている、スターリング機関の理屈が、いまひとつ解らん。

外燃機関だそうだが・・・ ポンポン船じゃないよね。(笑)

 


 

このところ台風10号が居座ったりして、東側の海に手出しできないでいる。

つまり、釣りできないから、とてもストレスが溜まっているのである。

 

関東や東北、あるいは北海道まで台風被害が広がっており、

南国の我々からすると、とんでもない雨量に見えている。

んが・・・ホントのところは、どうだろう。

島は上流の影響を受けることがないが、大地の広がりが雨を集めてしまうので、

より甚大な被害になってしまうのは、内地ならではの現象だと思う。

とまれ、昭和の時代からは想像がつかない気候になったことは、間違いなかろう。

 

シュノーケリングへ赴いたところ油断、夢中で撮影していたら脳天が焼かれてしまった。

そろそろ、その脱皮も終盤に入っている。

いい歳して海水浴かよ・・・と思うかもしれないし、ポケモンより面白いのか?とも

感じるかもしれない。

当然ながら、シマンチュはほとんど海に入らないし、知らないのは沖縄と同様だ。

 

私にとって海は、子どものころからの遊び場であり、今は漁場でもある。

漁場そのもので潜るのもありだが、ヨナマビーチは近所にあり、

トリトリデッキ同様に、定点観測しながら変化を観察できるポイントである。

海の温度、濁りなどを察知することができる。

休日には、サル並みの危機感しかない連中が、

子供らが遊び泳ぐビーチで、ジェットスキーを乗り回すから気分が悪い。

いい歳してポケモン遊びするヤツラも厄介だが、ジェットスキーも面倒だ。

したがって、平日の波静かなタイミングで訪れる。

 

準備運動をして、じゃぶじゃぶ浅い海へ。

目を奪われたのは、ケシウミアメンボの群れだった。

いきなりマニヤックなヤツに出逢ってしまった。

ふつうなら潮だまりなどでチョロチョロしている程度だが、イノーに群れている。

私の視線だからこそ、群れているとわかるが、

彼らにとって群れるとは。どのような感じ方なのだろう。

体長1ミリちょいしかないから、さざ波も大波である。

仲間を見通すのも簡単ではない。

 

珍しい光景に、思わず撮影に興じてしまい、脳天を焼き込んでしまったのだ。(涙)

 

私がビーチに通う意図は、いくつかある。

●大きなナマコをハサミでつねって寄生している、ナマコマルガザミ

●大型のタツノオトシゴ、オオウミウマ

●夜行性だから見つからないと思うが・・・高速のウニ、ブンブクチャガマ

●美味そうな食材

●徳之島にはほとんどないとされる海草のたぐい

などを探している。

 

オオウミウマは、ずいぶん観ていない。

数年前は波打ち際から遠くないところで、わりと観察できたのだが・・・

 

今回もっとも気になったのが海草。 海藻でなく海草、花が咲く方である。

これまで観たのは、リュウキュウスガモとウミヒルモだが、どちらでもなく大きい。

かといって、内地で藻場を形成するアマモの半分くらいの丈で、20センチくらいだ。

植物の見立ては、とても厄介だし、マイナーな植物ならなおさら。

 

もう一種類ある。

コアマモに似た太さだが短く、数センチしかない。

表面に藻類のようなものが密生している。

それに、コアマモはもっと真水っ気のあるところ=汽水に群生していると思う。

ここは真水の影響を受けにくい場所である。

 

いづれにせよ、これらはジュゴンの食料になる植物である。

縄文のころには、島にもジュゴンがいて、人類の食料になっていたらしい。

 

高温になるイノーの内側に、い酸素を供給してくれる存在は貴重である。

ところどころお湯で、熱いと感じることもある。

 

温度差があると水割りのようにモヤモヤしてハッキリ写らない。

ウミヒルモはいかにも草っぽいアマモとは、全く異なる姿で、妙に愛らしい。

 

定番なのは、リュウキュウスガモ

・・・と思われる種。 粗密が雑で、ボッサボサな雰囲気である。

ジュゴンが夜な夜な食べているような、先端が千切れた感じが特徴なのだ。

 

明らかに、これら4つの海草は異種だと思う。

 

にしても、ナマコがぜんぜん観られない。

よほど金に困ったシマンチュが捕り尽くし、チャンへ売却したのだろうか・・・?

シマンチュは、他人が捕るくらいなら、自分が根こそぎ捕り尽くす主義である。(笑)

 

見かけたナマコといえば・・・ビーチの宇宙生物として名高いアレ。

ひたすら長い2mを超えるナマコ、オオイカリナマコだっ!!!

 

んま゛〜宇宙人から見ると、激しく宇宙生物だろうね゛〜。(笑)

頭はいかにも・・・ソレっぽいが、ほとんど海水で、皮だけのようなナマコ。

持ち上げると水が抜け、ペナペナになる。 とりたてて、害もない。

 

オオイカリナマコとは、かなり怒っているのでなく、イカリソースの方だ。

体の表面ある骨片が1mmくらいあり、イカリに似ているから・・・だそうだ。

ナマコのくせに、骨がのあるやつだ。(笑)

手に取ると、ひっつく感覚があるが、イカリが引っかかるからだそうだ。

 

初めて見た! イシヨウジのオスの卵のう。 平ったい腹部がソレ。

ヨウジウオたちは、曲がったことが嫌いなタツノオトシゴのたぐいである。

だから、真っすぐな生き様だが・・・雄が卵を孵化させ、ある程度の稚魚になるまで守る。

 

琉球列島のイノーには、イシヨウジほどの心意気でなく、はたまたタツノオトシゴほど、

曲がり切る根性もない・・・というグレーゾーンの「タツノイトコ」もいる。

頭から腹にかけ上半身?は真っすぐに生きているが、尻尾はくるくる曲がってサンゴなどに

しっかり巻き付いてしまう、自立しきっていない半端なオトナ?のような生活だったり。(笑)

残念ながら、まだヨナマビーチでは見つかっていないし、私は見かけたことがない。

 

いつもと同じなのは、モヨウフグのたぐいの太々しさ。

スジモヨウフグ。

体長は30センチくらいあって、目立てど・・・こうして身構えたまま逃げない。

肝に毒を持つだけに・・・肝が据わっているのかもしれない。(笑)

 

ヨナマビーチは人工浜である。

だからといって、もともとの自然とは異なっていても、生物が嫌がっているわけではない。

それぞれに適した生物が、好んで住んでいる。

 

徳之島は、内地の移住者にとって、まったく住みやすい土地柄ではない。

でも、個性が合えば住めなくもないし、住みよい・・・ようなものか???(笑)

奄美や沖縄の島々の中で、もっとも文化が色濃く伝わり続ける島である。

LCCが来ないからこそ・・・の島情けもある。

内地から軽いニンゲンが流れ込むと、文化的には何も好いことはない。

 

徳之島は、文化のガラパゴスであってこそ、値打ちが続くと思う。

太古からの言い伝えや習慣を、色濃く根強く受け継いでいる民族は、たぶん他に無い。

 

話はそれたが、徳之島ダムの建設によって、農業は潤っているようだが、

揚水に年間7千万もの電気代がかかるとか・・・たかがサトウキビにとんでもない。

天城町の海岸を占めていたサンゴは、ほぼ壊滅したお陰で、シガテラ毒魚は優しくなった。

シマンチュは、バラハタもオニカマスも知らずに食らうが、中毒はない。

 

漁業は壊滅的だし、釣りも絶望的に釣れない魚影の薄さだが、とりあえずシガテラは薄まった。

 

何がどう奏功するかわからないが、ともかくもマイナスがあれば、必ずプラスがある。

それがこの世のことわりである。

 

ニートが増えたとき、ダメニンゲンが結婚せずに済み、ニートを産んだ親の残念DNAもろともに、

将来に悪影響をおよぼすこともなく収束してくれる・・・ようなものか。(笑)

世の中の仕組みは、とかく、どこもかしこも似た構造になっているものだ。

フラクタル構造というヤツだろう。

 

大小にかかわらず、マンゴーをいただくのも南国らしい。

ゴルフボールくらいのマンゴーは、食後にいただくのにちょうどいい。

こちらではピンポン・マンゴーと呼ぶこともある。

ちなみに、私はトケイソウの方が、は〜る〜か〜に好きだ。(笑)

 

さて

人生の夏休みをダラダラ過ごしているわけだが・・・

いよいよ9月になれば邪魔者もいなくなり、海水浴シーズンだ。(笑)


ではまた