苦しみの旨味?

 


 

世間の、ほとほと

 

熊本のみなみなさまが復興する前に、おそらく台風に連打されることになる今年。

そういえば、東北もまだだが・・・台風で土石流などが頻発すれば、被災者は増加の一途。

建築資材も工事業者も足りなくなるし、工事をできるのは台風が来なくなったシーズンから。

ここ数年、世界各地で大雨による洪水が大災害を起こしているから、我が国も例外ではない。

風水害で更に疲弊しているところへ、いまだ静かに進行する南海トラフなど

フィリピン海プレート関連の震源活動が、追い討ちをかけなければよいが。

これ以上国力を失えば、オリンピックどころではない。

 

そういえば、東日本のときも復興がオリンピックイヤーだった。

かのときは、がんぼろう日本。 今年もオリンピックイヤーだが、がんばろう熊本。

この差は一体何なのだろう。 島から眺めるに、違和感がありすぎるが。

 

東海地方の女性職員が、副業がらみで懲戒免職になった。

本人の態度の問題や、そもそも半年のバイトで300万とは、お水系か?(笑)

一方、島では職員の副業は普通であり、むしろ常識に近い。

職員によるサトウキビやバレイショ、ニンジン栽培が盛んだ。 これは地域差だろうか?

島は休日だから遠出できる・・・という場所もないし、休暇は栽培に用いる向きは多い。

放置型の農作物は、本業を圧迫することはほとんど無い。

もちろん法的には本人の畑でなく、家族の誰かの栽培を手伝っている形が多い。

だから、副業といっても違法ではないし、老後も農業を続けられる利点がある。

無論、農家の事情もよく知っていることになる。

他方、闘牛の賭けの仕切りはイカガナモノカと思うが、娯楽の少ない島の慰み事だし、

そこそこちゃんとした人物が仕切らないと、面倒ごとになるのも否めない。

 

副業にもよるが、さまざまな仕事を体験することは、社会的にも大切だと思うし、

仕事の巾=人格の巾のようなものだから、むしろ推進してもよかろうと思う。

残業や当番に無理のない職業ならば、副業でストレス解消しながら給料アップも

じゅうぶんアリではなかろうか?

写真販売サイトや出会い系サイトのアフィリエイトでそこそこ稼ぐ人もいることだし、

どこまでが副業なのか、あまり明確ではないと思う。

 

島は本業がいくら立派でも収入には限界があるから、副業がないと豊かさに遠い土地柄。

だから、デュアルスキル?が多数存在し、農家/大工さんとか、床屋さん/魚屋さんとか、

漁師/整備士などなど。

本業だけで順風満帆なのは、農協とパチンコ屋くらいか?

 

本業に多少影響があっても、いい影響の前触れならば、人材育成と考えるのも大人だ。

副業へ完全移行するほどの人材ならば、尚更そのスキルを本業へ転用する策を考えるのが、

経営者や上司の技前というものかもしれない。

 

ただ・・・つくづく感じるが、ポン人はとかく仕事に逃げすぎる。

忙しいから出逢いがない、仕事だから参観日に行けない、共稼ぎだから食事はレトルト。

資本主権を地で行っているが、それで幸せと感じられるのは、かなりのドM体質だ。

余暇あっての仕事、仕事あっての余暇、バランスがとれていない。

もともと人類に必要な仕事とは、狩猟と採集だけだった。

今は、架空の仕事のための仕事、資本を支えるための仕事ばかりになった。

現代でも、電気が無ければ生きられないわけではない、ただ不便で、体が動かなければ

食物が確保できないだけだ。

 

増えすぎた人類が生み出し、今や暴走状態に近い架空の価値「資本」。

資本主権社会の風潮により繁殖が抑えられてしまうのは、摂理の問題とも考えられるが、

成熟社会になった現代、そろそろ仮想価値の在り方を考え直すか、

別の仮想価値を持ち込んでバランスをとるか・・・しないと、歪が膨らみすぎているようだ。

なんぼ金を払っても、ニホンザルもイノシシも食べ物をわけてくれない。

私たちのルールは、ニンゲンだけのローカルルールに成り過ぎている。

 


 

好みや偏食は、食生活に余裕があるから生じる、好みの歪みかもしれない。

このごろの丸い体の小学生などは、朝食にチョコだとか・・・

昔、チョコを国内で入手すること自体奇跡だったが、今では駄菓子にもカカオが加わる時代。

人類が増えすぎたことで、偏食やデブ連鎖により、総数削減に向かう命運を自ら誘発し続ける。

 

多少、嗜好が違うとはいえ・・・私もおそらく、その命運からは逃れられないのだろう。

ただ・・・私はカカオについては、さほど気にならないし、ラーメンもポテチもマヨネーズも、

今すぐ世界から消え去っても困らない生活をしている。

 

一方

そうなったとき、ラーメン好きがどのような暴走をするのかは想像できない。

ナニかトンデモナイ妄想をベースに、ありえないような食材が流行するに違いない。

そのくらいラーメンは、強烈な風味のみを愉しむ、栄養価を無視した嗜好品だ。

ラーメン嗜好者にとっては、今すぐタバコや酒が消滅した地球と同等の影響が出る。

サンドイッチとポテチが消滅したメリケンなども、想像が付かない。

 

さて

私の偏食も、わりと進んでいるのだと思う。

揚げ物はおろか、炒め物すら週に1、2度で・・・努めて気にして食べている状況だ。

ほかは白和えや煮物、具沢山の味噌汁、面倒なときはシラス入り大根卸しで済ませる。

昼飯は圧倒的に卸しそば+チン玉子が多いかな?

薄味だから、汁も飲んでしまうが・・・塩分が多めかもしれない。

今更気づいたが、冷やし用の麺つゆは甘く仕上げてある。

科学調味のキツさもあったが、定量の1/5未満を湯で割るのは、甘さのアンバランスもある。

塩分は塩と醤油少々で補填すれば、バランスが取れた・・・と感じる。

無論、アツアツでは塩分が少ないと感じるが、薄めの塩分のアッサリ感が好きになった。

大根卸しの風味が、汁に厚みを加えているような気がする。 ちなみに麺は90グラム。

面倒なので副菜などはなく、気が向いたらヨーグルトをちょいと食べるか、

冷水で割ったアイランを飲む。

朝や昼、食欲が無いときは、やはり麦入りの粥の大根おろし+チン玉子の場合が多い。

なんだかんだで、玉子と大根の生活に。

 

島では鮮魚がめっぽう高い。

Aコープには、高い魚くらいしか置かぬらしく、アカマツ(ハマダイ)は高速型キンメダイのような

高級魚で、小笠原でも高級魚扱いだった。 基本は南方の深海魚だから、漁獲は難しい。

島ではグラムが税抜きで698円で、通常の和牛より1割程度高価だ。

ほか刺身として売られているのは、大島の養殖カンパチ、どこから来たのか不明の養殖マダイ、

ノルウェーサーモン、ホタ(アオダイ)、ミズイカ(アオリイカ)、イベント時のマグロなど。

もともと、極端に漁獲が少ないから、重油代の元がとれない状況で、勢い高値になるらしい。

過日、築地で話題になったバラハタは、島ではスワシンで・・・刺身用ではないが、

人気の魚だから、Aコープには普通に置かれている。

 

さて

あろうことか、Aコープの委託している豆腐工場が火災に遭い、安価な豆腐が入荷しなくなった。

ちょい高めだが、それに比例して美味しいので納得しているが、確実に出費は増加する。

マグロの血合いはグラム60円に値付けされて販売されるようになった。

 

こと、血なまぐささが嫌いな民族だが、この値ごろ感で売れるのだろうか???

 

多少割高でも、鶏や豚の半分から3分の1だし、いろいろ愉しめるので求めてみる。

含まれている肉は、血合いと筋入りの肉部、あばら、最悪の場合、筋入りの血合いもある。

そのあたりは、見分けて買うようになった。 今回は、筋入りの肉部が多いパターンに。

 

久しぶりに、生の魚を味わいたかったからだ。

多少時間はかかるが、筋からていねいにすきとる。

味噌とネギと消毒の意味でチューブのワサビを加えてたたき、なめろうに。

ところどころ筋が残っているが、たたいてあるからさほど気にならない。

おそらく、結構血なまぐさいのだろうが、鮮度は低くないようで、そこそこイケる。

 

今回はあばらというか腹身を診てとったので、はなからすきとる気はなく、ソテーにして明日に回す。

清酒にニンニク、ショウガを加えて、なめろうをいただきつつ30分ほど漬け込んでから油で焼く。

油は大豆油+ごま油にしてみた。

見てくれはイマイチだが、脂もそこそこ乗っていて美味かった。

ある程度生のところを残してあるから、厚いところは赤さが残っている。

バサバサした感じは少なく、鶏や豚に比べても格段に柔らかく食べやすい。

たまには、こうしたタンパク質タップリなのも嬉しい。

DHAは脂質に含まれるので、腹身で摂っておくと合理的だと思う。

シーチキンよりは、ずっと栄養価が高かろうしバサバサしないし、割安でもある。

 

やはり

劇的に味覚が変化したのが、血合いの漬けが美味しいと感じられることだ。

最初はかなり厳しかったが、今にして思えば・・・鮮度の関係もあったようだ。

予め細かく切って漬けにすると、ご飯とともに食べやすくなり、肴としてもチビチビやれる。(笑)

野菜はゴーヤと白ネギ。

驚愕の組み合わせだが・・・これがナカナカなのだ。

これまでの私には、かなり抵抗を感じる荒っぽい風味だったが、このごろ気に入っている。

常識的には生ゴーヤでアツアツご飯の丼物・・・は、ナシだろうと思うが。(笑)

体が栄養を欲するためか、自然に食べるようになった。

 

タレには一味を加えてあり、四日くらいしても腐ることはなかった。

そこまで漬かると、タレも身もトロトロになってくるが。

ちなみに、写真は三日目のもので、このタイミングが最も美味い気がする。

 

生活が圧迫されると、その分な何かが変化して対応しようとするのが生物。

最初は面倒で、イマイチ美味しそうな食材に思えなかったマグロの血合いは、今やご馳走の域。

満たされるばかりが幸せではない・・・とか。 M魂のお陰さまか?

 

きのう、ハラミを見つけた。

グラム98円だし、どう転んでも養殖の獣肉類よりも健康的なので試食することに。

オオトロっぽい見かけなので、そ〜っと刺身に引いてみた。

やっぱりバラバラになってしまうものの、味は大雑把なオオトロのような風味で悪くない。(笑)

脂の乗りもしっかりしている。 んが・・・風味が強いので、すぐ飽きてしまった。

マグロにクセを感じるとは、私の味覚もずいぶん変化したか? それともチョイワルだったか?

 

歳寄りになるほど、頭が硬くなりワガママになるから、味覚の巾を広げるのは難しくなるだろう。

食は美味しい科学であり人体実験である。 今のうちに、たくさん実験しとこっと。

 

本日、釣りに出かける前に、トンテキのようなケチャ+ソース風味の丼物を。

たま〜に、ケチャやソースの風味が懐かしくて食べたくなるのだが・・・今回は丼にチャレンジ。

ハラミの内蔵に接している皮のところを、白ネギの青い部分とともに、

黒コショウ、ニンニクパウダーで香ばしくソテーして、ケチャップ、ウスターソース、

島トウガラシの特製醤油と一味で調味してみた。

思ったより塩っばく、甘さが少ないし、生臭さも消えない。

ウスターソース増量とともに、甘味を足したほうが好さそうだし、

あらかじめ酒に漬けておいたほうが無難のよう。

 

さて

この丼をいただいたあと、初釣果があったのだが・・・それはまた来週。

 


ではまた