釣れないのは

 腕かルアーか性格か?

 


 

巷のアレ

 

復興復興と盛んにラジオから聞こえてくるが、復興の目標値はなんなのだろう。

人口だろうか??? だがしかし、復興のためなのか・・・・国力の弱体化に努める総理。

相対的に、国全体が落ち込めば、相対的に東北が浮かび上がる・・・とか?(笑)

円安で単純に輸出産業の業績数値を上げようとしているが・・・ソレはチャンと同じ手法だ。

円が下がるというのは、信用の低下、国力の無さであり、経済の建て直しに掲げる意味が

私には理解できないし、国民の意識にも疑問符が飛び交っているように感じられる。

 

病院の会計をパパッと済ませるために、ケータイの請求と同じにすると手軽だ・・・

などというCMを見かけた。

ナニ?貧乏だから医者に行けない私が間違っていたの?

内地ではコンビニと同じくらい、医者に行くことがフツーになっているワケ?

 

シマンチュのユルさは、客観性の無さだと思っていたが・・・そ〜ゆ〜知的レベルではない。

ただ単に、自己中心というか・・・自分のコトしか考える余力が、脳に無いから・・・らしい。

こと、日々の車の微笑ましい挙動にソレが感じられる。

方向指示器を用いないのは当然として・・・

ハンドルの舵角を節約するのから、右左折で反対車線に食い込んでくるし・・・

路中はもう作法といってよく、路線バスが幹線の県道に路注して、弁当を買いに行くし・・・

自分が進む方向が優先道路なので、向こう見ずというよりどこも見てないし・・・

ともかく前進あるのみで、軽トラでもミニバンでも正面の上側に凹みがあったり・・・

道を譲っても、挨拶もなければ、むしろにらむし・・・

目的地をうっかり通過すると、たとえそれが幹線道でも停車してバックギヤだ。(笑)

Uターンして戻る、というアタリマエの思考すらできぬらしい哀しき脳力。

私の周りにだけ、そ〜ゆ〜ダメ人間が多いか、天城町限定なのかもしれないのだが・・・

一事が万事この調子だから、あらゆる点でツッコミどころ満載民族なのは否めない。

 

ただ・・・それは年功序列の上の方で、実力が無いまま成長しアグラをかきたい世代であって、

若手にその傾向は薄いから、絶望することもない。

でも、みな歳をとると無駄に威張りたがるし態度が大雑把になり、路上では迷惑物体になる。

島だけでなく、いづれ内地も同様になるころには、子供たちの犠牲が増えているだろう。

 

問題はそれだけではない、もっと重要な問題がある。

ユルユルな高齢のシマンチュほど絆は強い。 そして冷静な若手のシマンチュほど弱い。

ダメと絆のトレードオフというのは、あまりにアンバランスなバーター取引のように見える。

ゆるゆるダメ人間ほど、誰かに頼らなければならぬ・・・

ゆえに、シマンチュの絆が強かったというのはあんまり哀しい。

そうはいっても、内地に比べれば、ゆるかろうと、そうでなかろうと絆が深く篤いのは確かだ。

相互扶助の基本が昔から実現できているのだから、サステナブル社会の先進地といっていい。

 

ラジオから笑えるネタが流れてきた。

チャンの全人代でデモが起こった、そのあとチャンの経済のハードランディングはない・・・とか。

いやいや、もともとシャボン玉が飛んだだけで着地などなく、消えるだけだよね。(笑)

 


 

このごろめっぽう体調が悪い、眠れないことよりも、精神的にキツイ。

なんかもう・・・何をやってもイライラするし、食欲はなくいつもムカムカしている。

自分なりに分析してみると・・・ひとつは仕事が不用意に忙しくなったコト、

ひとつは島の日照時間が、東北山形の日本海側のつぎに少ない地域らしいコト、

ひとつはシーズンなのに、野鳥の飛来が無いコト、

そしてもうひとつが、釣りがままならぬコト。

 

私は自分が考える以上に、釣りが好きらしいし、欠かしてはならないらしい。(笑)

 

内地では、賃金アップよりワークライフバランスを考える人らが出てきたようだが・・・遅すぎる。

島では、もともとそんなにアクセクしてないぞ。(笑)

ただ・・・金を稼ぐことが、他のコトを犠牲にしていい理由にデッチアゲられているのは明白だ。

働くことよりも繁殖が軽んじられているのも、生物として異常な現象である。

メリケンは資本主権国家の頂点だが、そこよりも資本主権度が高いのが日本である。

当たり前のコトだが、家族との時間は、金では買えない。 

 

島では・・・金を出してもろくな鮮魚が買えない。 私にとってワークフィッシュバランスが大事だ。

 

 

さて

釣れなかった断片情報は記してきたが、具体的にどう釣れないのか・・・は、

おそらく多重的な理由によって、カナリ釣れない情況が起きているからだろう。

 

ようやくの初漁獲は、リリースとなってしまった。

とても元気で、やたら引きの強さが持続していたメイタ、25センチ。

といってもミナミクロダイに、山口弁の呼び名が通用するかはビミョ〜だ。

非常に珍しいことに?狙わずに、ただそこらに投げて引いて待つ・・・フツーの釣り方で釣れた。

だって、夕暮れだから魚影が見えんかったんじゃもん。(笑)

食べてもよかったが、夕もどっぷり暮れてから卸すにしろ、同じ手間なら大型に限る。

 

ネットには内地のクロダイが美味・・・などとあったが、身にしまりがなく美味いと感じたことはない。

おそらく、そのサイトの主人が関東人で、フニャ系刺身を好んでいるのだろう。

冷凍マグロや養殖マダイやヒラメのフニャ系刺身は、西日本育ちには美味しくない。

キビレは多少マシだったが、それでもフニャフニャ・・・

 

対して、ミナミクロダイのオス(性転換前の小さめの個体)はとても身がしまっており、薄造りもできる。

美味い、カッコイイ、釣りやすいの三拍子揃った魚のはずなのだが・・・今年は渋すぎる。

昨シーズンも厳しかったけれど2月には漁獲があった。

今シーズンは漁獲以前に、まず強風が止まない。

凪いでも魚の姿が無い。 ボラも含めて。

 

海底地形が変わったとはいえ、徳之島町の花徳浜も山湾も、魚の気配がサッパリだ。

 

総合すると、どうも海況が今ひとつよろしくない=低温なのではなかろうか。

私の印象は、表層に北風で押された低温の海水が流入しているような気がする。

だが、この程度の変化はこれまでもあったのではないか・・・とも思うが、

それにしても、オーサ(ヒトエグサ)のできまで悪い。

 

確認はできていないが、もしコアマモの群落がダメージを受けていたら、

オーサも、コアマモもない、寒さでカニも出てこないのだから・・・当然の現象として、

大型のメスが卵を大きくできないでいる。

 

んま゛〜もっとも

条件の厳しいトリトリデッキ周辺でばかり、釣りをするというのが極端かもしれぬが・・・

湾奥にやってくるのはヤル気のある個体だと思うから、ポイント選択は悪くないと思う。

 

メイタがかかる数十分前には、大きくも小さくもない、40センチクラスの大集団がわいたが、

スプーンは見事にスルーされてしまった。

ただ引きが失敗だったような気もするが、それでも40センチくらいあれば卵で腹が丸いはず。

しかし、このごろ見られる個体は、40センチオーバーは見られず、見られてもスリムだ。

 

今のシーズンはスプーンよりもカニとかエビのルアーに分があるが、

これまで嫌がられ続けたため、スプーンに切り替えているのだ。

多少の向かい風にもコントロールしやすく、便利である。

 

スルーされる原因は、おそらく斜めの糸。

イノーには凪いだときしかチヌは入ってこない。

ミサゴなど、上空からの攻撃が見えないからだろうか。

穏やかなとき、水中では仕掛け全てが丸見えになるから、どうも斜めの糸は特に見切られる。

 

なので

低層のただ引きで大量スルーされてから、竿を立て中表層でストップ&リトリーブに切り替えた。

でも、今度は魚が入ってこなくなった・・・とゆ〜か・・・魚は一瞬入ってきただけで、元に戻った。

  

苦い経験もあった。

フカセでもそうだが、斜め糸を嫌がるときは、シズを打ってハリスを横に流す。

なので、スプリットショットリグにしたのだが・・・オモリにヒツコク食らいつくが、ルアーは無視・・・

といったことが、役場の友人知人が見ている前で発生したりした。

だからといって、フックにシズを打っても、興味を示ししつこく追うものの、必ず見切られた。

見ながら判断できるので、フツーとは違って結論は早い。

 

 

しかしまぁ゛・・・

小賢しいところが愉しいイノーの釣りだが、ずいぶんスケールの小さい釣りである。

自分に言い訳しながら、小さな釣りを続けるのも限界なのかもしれない。

 

それに、低気圧が通過するたびに平均風速が10mどころか15mを超えてくる。

平均風速が15mを超えるなど台風並み・・・というより台風と区別する意味がいつまで続くやら。

カメラを構えるどころか、まともに立っていられない。

 

これからもっと、釣り辛い地球になっていくのだろうか・・・

魚好きの釣り人にとって、自分なりの釣法で好みの魚を釣って食べることこそ、至高の喜び。

あ゛〜、食べたいなぁ、美味い刺身。

ナンボ釣れずとも自助努力は大切だが、半分は仕事のサボりと同義みたいなもので、ビミョ〜。(笑)


ではまた