タブレットとタフパッド

 


 

日常を吹かす風

 

アラレがバラバラと降った、定期船がしばらく来ず、食料の調達がままらならなかった。

「平均」風速が15メートル前後だったから、海へ行けるはずもなく、チヌも釣れない。

内地と科学の差があることは知っているが、それでも不便は不合理だ。

 

フィリピンを両陛下が訪問された。

戦時中、多くの人が亡くなった・・・という報道だが、単に米兵に殺されただけのことで、

戦争に殺されたわけではない。 実に不自然な表現で気にくわぬ。

 


 

タブレットを用い始めて、やがて二年になる。

第四世代 iPad はズッシリ重く、LTEモデルでもないので、家のなかで移動する程度だが、

とりあえず、トイレと寝室の間を、ほぼ連日移動している。

トイレでぼんやりしている時間がもったいない・・・と感じられている向きも多いのでは?

むしろ、トイレを演出し、安らぎの空間にしていらっしゃる向きもあるだろう。

 

きのうから、余剰?となっている防災用スマホ・エクスペリアをトイレ配備してみている。

以前、iPod Touch を配備したことがあったが・・・画面が小さいので見辛く感じ撤退したことがある。

今回はどうなることやら。(笑)

 

なにしろiPadはUIこそ地味に平板なイメージになったが、さすがジョブスが看ていただけあって、

タブレットとして過不足ない機能と操作性は完成度が高く、慣れると手放せない。

画面の外側からスワイプ・・・というのは、これまでの常識では考えられない操作だが便利だ。

ちなみに、先日から iOS 9.2.1 にバージョンアップしてみたが、恐れたほどの変化を感じない。

多少サファリの使い勝手が変わり、ブックマークに違和感がある程度。

iOS 8シリーズにはイロイロ問題があったから、安定するまで上げるのを先送りしていた。

どういうわけか、エロサイトの動画が読み込み中になるだけで再生されないのが残念だ。(笑)

相変わらず不便なのは、乱視と老眼がキツくなったから、上部にいつも出ている時計の文字が

小さくて見え辛い・・・(涙) こればっかりはピンチインできない。

存知のとおり、時計アプリのアイコンが正確にアナログ時計になっているのだが・・・毎度失念。

 

他方、アンドロイドのタブレットについては、興味がわかない。

ダメ民族製全盛・・・とゆ〜のもあるが・・・アプリの安っぽさといい、操作の煩雑といい・・・

iPadを触ってからだど、心がガサガサして不快なのだ。 アプリ以前に、端末操作が不快だ。

 

Windows8.1もその手のガサガサ系OSなのだが・・・慣れとは恐ろしい。

いや、それだけではないな。

ただのネットアクセス用・オモチャ端末と仕事用端末とは、操作する心構えが異なる。

フォトショップを用いる端末は、いかなる場合であっても慣れねば、食いっぱぐれる。

できれば、クリエイターにはMacOSXのタブレットとかあれば・・・望ましいのだが。

 

ネットのDELL Latitude 12 Ruggedタブレットの記事を見かけた。

タフパッド開発には、長年のノウハウがあるわけで、なんぼDELLでも容易ではない。

無論、もともとチマチマ開発していたことも知っている。

タフさについては、よくわからないが・・・我が家のタフパッドとの違いはカナリある。

 

液晶がひとまわり大きく11.6インチ。 (タフパッド→10.1インチ)

しかし低解像度1366X768で横長である。 (→1920X1200)

さらにしかし低輝度でIPSでもない。 おそらく高輝度を嫌う、軍用を意識しているのか?

なにしろ重く、1.6キロオーバー。 (→1.1キロあまり)

もはや、タブレットというよりスレート=石板だ。

WAN非対応モデルでも31万円越え。 (→20万円弱)

 

採用されたCPUの違いに、明確なコンセプトの違いを感じられCoreM採用。(→Core i5)

パフォーマンスを犠牲にしても、高温時の安定性を重んじていると思われる。

 

CoreMはモビリティに重点を置きファンレスでもOK、温度が上がれば速度が落ち・・・

なんとなくハイスペックなマシンは欲しいけど、さほど使いこなしもしない・・・人向けで?

温度が上がれば低速化するけど、冷やせば戻る・・・「妥協」を主眼とした新型CPUだ。

薄型のノート、たとえば新型マックブックにも搭載されてる。

素人にはエセ・スペックの快楽を、玄人には何より安定を・・・というコンセプトのCPUだ。

 

つまり

Latitude 12 Ruggedでは、暴走しないことを重視し、パフォーマンスを見切りをつけ、

いかなる環境下でも、環境に見合った性能を発揮できるように設計されている。

 

これはナカナカ面白い設計思想だ。

明らかに我が家のタフパッドのビジネス用とは異なる、軍用準拠っぽいコンセプト。

 

素人ユーザーさんには全然わからないと思うが、ハードなビジネス用と

極地や軍用での利用には、まったく違う設計が必要なのである。

軍用には速度が必要ない・・・というコトでもないのだが。

 

どちらが妥協した・・・という意味ではなくて、用途=市場の違いであり、

タフだからと、安易にヒトカラゲにはできない。

 

2コ目のバッテリーを搭載すると2キロ近くなるが、バッテリー交換で電源が落ちないなど、

必ず動き続けることを目標にしている。 対して、タフパッドはバッテリーは1コである。

ただ、バッテリー交換するときAC接続していれば、バッテリー2個積みの必要はないのである。

あくまでも、商品コンセプトの違いであろう。

 

タフパッドは、フル・ハイビジョンテレビ(1080p)との相性もいいし・・・なかなかだ。

だたし、デスクトップモードは豆アイコンになるからLatitude 12 Ruggedと同様、

720pまで落として利用している。

テレビに接続する必要がなければ、実用上はLatitude 12 Ruggedの解像度に軍配だ。

そうでもしなければ、なんぼ精度の高いペンが付属しているといっても、

作業が繊細すぎて、ファイルコピー如きに全力で神経を注ぐハメになってしまう。

Windowsタブレット最大の利点は、ファイルコピー(ファイル管理)にあるから、

ホントなら、指でチャチャッと操作してコピーできるようなアプリが必要だ。

 

もとより民生用ではないが、私にとってはスッカリ生活必需品。

防水で丈夫、南国の直射日光下でもキチンと見える不思議な液晶、

RAW現像もそこそここなすCPUパワー、即時とまではいかぬがLTEに接続すれば、

現場で高解像度ナウキャストの雨雲をチェックしたり、図鑑を忘れたときに野鳥の種を

特定するのにも役立ってきた。

屋外のガイドもさることながら、デスクトップがダウンしたときも予備機として稼動した。

意外に?LTEのオマケGPSの精度も高く、近所で用いるぶんには精度が2m以内。

国土地理院の基盤地図情報もGPSに対応してくれぬものか・・・と感じるくらい。

 

ただ・・・普段使いにおいて、ちょっと大きいなと感じることが多い。

 

こんな商品がある。

オーストラリアのメーカーがこさえた、動画記録装置アサシン

高品位な7インチ液晶を搭載し、動画記録と再生を主眼とした、プロ用のデバイスだ。

SSDを直差しし、バッテリーはソニー製などのムービー用バッテリーを共用できる。

4K映像は美しいがデータがベラボウに大きく、SDカードレベルでは到底まかなえぬから、

市販のSSDを直に差すことで、容量/書き込み速度オーバーを回避する製品だが・・・

バッテリーもSSDもサクッと別売りで17万くらいする。 見た目よりヤワで、防水でもない。

 

ポータビリティとは・・・軽量でハンドリングが容易であるということと、

もうひとつは携行に耐えられる重さなら限界の性能が欲しい、という二面性があると思う。

加えて謂えば、アサシンのような・・・無駄に持ち歩きたくなるカッコヨサか?

南国で生活していると、派手なデザインでないとゼンゼン物足りなくなる。(笑)

 

ともあれ、用い易さのころあいは、8インチあたりにあると感じられる。

だからこそ、エブリーパッドをおふくろ様にすすめ、実家に置いてきた経緯がある。

 

タフパッドはそこそこ使えているものの、私の生活にピッタリはマッチしてないから、

次機種に望むところは大いにある。

 

映像の確認もそうだが、操作画面としても8インチくらいが最適な気がする。

ただ・・・8インチといってもエブリーパッドの8インチの画面幅に対して、

アスペクト4:3の液晶が最適だ・・・と謂いたいのである。

幅はそのままに、画面の縦方向を伸ばすイメージ。

都合、iPadの9.7インチよりも、ひとまわり小さめサイズ・・・になるだろう。

 

どうしても、ソフトウェア・キーボードを使うことを前提とすると、16:9や3:2では足りず、

ジョブスが妥協した?4:3に往き当たるのである。

 

ドット数にして1920X1440、このサイズにしては、わりと高解像度だが、

HDMIでテレビ接続することを考えれば、1920(1080p)は押えておくべき。

 

重さは・・・994グラムくらいが望ましい。 なんか1キロを割ろうとしたっぽいし、

あるいはバッテリーライフその他を、全力で堅持しようとした・・・っぽい。(笑)

できれば、くだらないフロントカメラなどやめ、SDカードスロットを搭載してもらえると嬉しい。

 

ほんっと・・・

ほとほとメリケンの自作自演テロ?対策で搭載さてきた、国策ピーピング用フロントカメラ・・・

日常を覗き見されるだけで、どんだけ一般的に役立っているのやら。

商品としては、無駄以外のナニモノでもない。

Win10では笑顔でログインとかウソブキ・・・笑顔認識なんぞ、現代科学では未達だし。(涙)

 

いろいろ望むところはあるが、そもそもタブレットを用いるには、上下左右の確定が必須だ。

イイカゲンなアンドロイドとかならばマダシモ、デスクトップをはらんだWin8シリーズだと、

回転したあとで、トンデモなウィンドウ構成変更されていて、迷惑千万になってしまう。

デスクトップ用ソフトウェアは、縦横変更されたら、ウィンドウ幅が狭い状態で固定されるため、

横に横に戻しても、作業ウィンドウが狭いままになり、いちいち煩わしい。

 

デスクトップを多用する場合は不便極まりないので、画面の回転は用ることはないだろう。

都合我が家のWin8系端末も、自動回転機能はずっとオフである。

 

そんなわけで、ただの板物の上下左右が決まってしまうのだから・・・

手に取る際にソレを瞬時に判断して使い始める必要がある。

ストラップがあると、裏面からでも上下左右がするがわかる。

 

バイオTypeUに付属していた未使用のストラップを見つけ、くっつけてみた。

首掛けストラップなどが半ヒネリしてあって、なんて半端な・・・と感じていたが

こうしてヨレヨレしているストラップの場合、とりたてて輪が開かず手を通しにくいと知り、

半ヒネリの便利さに驚かされたりした。(笑)

いささか長いが、とりあえず無いよりは、カナリ安心感ある。

問題は、未だにケンジントンロックの固定が、使い古しのお箸の切削品ということか。

アナログ技術も生きている。(笑)

ヨレヨレは水に漬すとナイロンが吸水して伸び、戻ってくれるかなぁ・・・

 

ちなみに

ストラップなしで、大型Oリングがあるだけでも、方向の見分けや持ちやすさが違う。

地味に、無いと困るレベルとなっている。

 

それにしても、ゴム付きの大型文鎮というか・・・金属質感に黒ラバー・・・

ストラップには黒皮っぽい部分もあり、ストイックというよりハード○イ質感なような。

タフパッドのデザインコンセプトシートなんて、見てみたいものだなぁ。

冷ややかな金属とラテックスの質感が、ほどよく男心をくすぐるツール・・・とか?(笑)

 

もともとタフ・シリーズの質感が悪かった、ということはない。

タフブックはゴツゴツしていて、黒いところもハードなプラスティックだった。

逆に言えば、角には金属部が露出しており、角以外のところを樹脂で覆っていたのは、

多少不合理だったものの、それなりの独自性があった。

 

怪しげに変貌したのは、タフパッドの特徴である造形と質感そのものである。

硬く冷たい金属質に相対して、妙に丸くて柔らかめの造形とゴム質・・・実に怪しみ深い。

なにしろ角を覆うゴム質造形どうしを、ミョ〜な感じに引っ張ってつないだデザインになり、

硬めのゴムを、うにょ〜んと伸ばして、硬い突起部へ・・・ピチッ!と張りつめた感を演出。

 

独特な緊縛感のせいか・・・どうしても創作意欲が別方向に往って悩ましい。

角のモッコリ感が・・・なんともはや。(笑)

プラスしたストラップの金属と皮っぽい心象が、ほどよくモッコリタフ?デザインを加速した。

欲を言えば、留め具に鉄鋲の力強さが欲しいところか・・・な?

意外だろうが、リングの向きに制限がかかるから、金属部が画面に当たらない。

ペン用ストラップは相変わらず、ベアリング入りサルカンのお陰で、一切絡まない。

 

WinにしろMacOSにしろ、デスクトップソフトウェアの縛りがなければ、

タブレットはiPadが使いやすかろうが・・・それでは、ただの超贅沢な遊びタブレットだ。

仕事で用いる以上は、デスクトップソフトウェアが走ることは基本。

現代はストレス社会だから、超贅沢タブレットがお買い物型ストレス解消のために

もてはやされていたり、どう転んでもiPadProなど無用なはずが・・・存在する。

タブレットだから・・・と同じ土俵に乗せるのには無理がある。

 

ゆくゆくは、デスクトップソフトウェアに近い仕様のiPadアプリなどが出るだろうが、

出たところでCPUパワーの貧弱さが変わることは無い。

そこで期待されるのがグリッドコンピューティングや、クラウドコンピューティングだ。

我が家で壊れかけたバイオの本体部分の処理を、別のデスクトップで処理させる、

あの、他力本願な発想である。

シンクライアントの発想は前からあるが、普及への兆しは希薄だ。

例えば、RAW現像の負荷を受け止めるだけのサーバー群をクラウド側で保持するのは、

初期投資もランニングコストも高すぎる。

自前で用意したいところだが、エンタープライズ用ですら普及していない。

極端にクロック周波数を増減できる、省エネのCPUターボ技術?もまだまだのようだし、

リモートデスクトップにインストールされたソフトを用いればライセンス数が削減でき、

それではソフトウェアが売れなくなってしまい・・・まだまだ旧い縛りが業界に好まれそうだ。

このあたりにグーグルが切り込めれば早かろうが、広告収入の足がかりにiPhoneへ

検索を標準搭載する投資もバカにならないらしいから、そんなに積極化はしないだろう

 

いづれにしろ

薄型を促進するには、本体に加え外部の処理能力で加勢する仕組みが必要だ。

タブレット単体でやれることは、限界がありすぎる。

エクセルだって、ままならないから、ついつい無線キーボードとマウスが欲しくなる。

音声入力・・・古い古い発想だが、今もってマウス操作に代わるほど実用的ではない。

 

MSのサーフェイスシリーズがパソコンの常識を変えてくれたらしいが、どこが変わったか、

ジョブスの墓前で報告してくれたまえ。

Windows10アプリはモバイルでもパソコンでも動くらしいが、

結局モバイルではCPUパワーが足りないのだから、動くもんじゃない。

互換性に大した意味はなさそうだから、Windowz10スマホは間もなく消えるだろう。

アップルでも同様だが、同じプラットフォームらしいiOSデバイスも、iPhoneとiPadでは、

アプリが異なっているくらいだから、スマホとパソコンの両立はハードルが高すぎる。

 

高齢社会では、スマホは使い辛いし見え辛いうえ、割れやすい。

やはり私のようにガラケーと丈夫なタブレットのセットが相応しいと思うのだが、いかがか?

高齢者にも元気を出してもらえるデザインが、ハードゲ○系とは思えぬが・・・勢いは必要だし、

丈夫な設計であることに加え、丈夫であることを補強できるデザインと構造があっていい。

 

富士通ARROWSのような、さりげない丈夫さもいい。 台所っぽくて。

でも台所から少し背伸びして・・・見知らぬ駅を降り、少しだけ遠出できるくらいの丈夫さもいい。

せっかくだから、タフパッドのテクノロジーは、民生側にも降りてきてくれると嬉しい。

そのためには、より全力でビジネス用タフを究める必要があるだろう。

単なるこれまでの軍用タフでない、信頼性よりパフォーマンスを前提とした、

重戦車でなく戦闘機のようなタフさ。 戦闘機は飛ぶから、無駄な重装甲は許されぬ。

ゼロ戦のような感じ・・・だろうか?その頃合感が、タフパッドの存在価値に似ている気がするし、

レッツノートの手堅い軽量感でもある・・・気がする。 でもレッツノートは、硬いがタフではない。

 

タフパッドは、角にゴムがあるために、内側が守られているようでいて、周囲も守っていたりする。

レッツノートは硬いが、まわりを傷つける硬さもあり・・・そこに甘えの一端がある。

パソコンは高額なのわりに、妥協が多すぎる。

無論、中身のメリケン部品が無駄に高額なのは承知しているものの、ジョブス亡き今となっては、

なぜ硬くても肌触りを重視したMacBookAirだったのか・・・とか、知っておくべきだろう。

ジョブスはニンゲンの身の丈を大切にしているからこそ、一見飛躍に見えるようなアタリマエを、

数々演出してきた。 だが、彼は既存技術のみを利用して、十分に知恵を生かせと語っていた。

 

ニンゲンが進化しないのだから、無理に新技術にコダワル必要も無い。

ソ連海軍発祥の発想法、Тризを忠実に再現したような開発でもある。

iPodにヘラ絞りを採用したり。

実際には、狭い知識の世界に生きることを望む傾向が強いホモサピエンスの習性から、

業界の枠を超える発想は、若い工業技術分野においてはビックリな発想だろうが・・・

そうした小さな枠組みにコダワラナイ、客観に優れた生物からすれば、当然の応用だった。

 

価値観の確かさやセンスもいいが、アイデアを実現する応用力に優れていたために、

ホモサピエンスにしては、桁外れに大した存在だったのがスティーブジョブスだったのだ。

量産にコダワルあまり、妥協が多すぎる拙速な製品が嫌になっていたのだろう。

 

ウナギの蒲焼きは、おそらく魚の煮付けの応用だが、想像できるだろうか?

そもそも、煮付ける前に魚を焼くことを知らなければ想像に難いが、それさえ知っていれば、

煮汁を焼いている最中にかけるだけ・・・のことだ。

 

もともと魚は火にくべて焼いた。

土器など器を得て煮るようになり、さらに煮付けに進化し、蒲焼に応用された。

 

別に新しいことはどこにもないが、蒲焼は香ばしい。

いや、煮付けるときに煮汁を多くしないで、上手に鍋で醤油やみりんを絡ませ、焦がせば、

当然ながら香ばしい煮付けになる。

それをしない放置プレイ系主婦が多かったから、煮付けは単なる生臭い煮物になった。

魚の煮付けは、放置プレイによって退化し、好みが分かれることになった哀しい料理だ。(笑)

本来は煮るだけでも、じゅうぶん香ばしい料理である。

焦がさない、タレをオタマでかけつづけない、汁多すぎな煮物は、明治以降ダメ主婦の象徴だ。

煮物ではあるが、煮付けではない。

 

そんなこんなで

煮て非なるもの・・・じゃないや似て非なるタブレットは、

用途も構造も妄信者の多いスマホと異なり、慎重に進化する時節になっていると思う。

 

子供や遊び足りない無駄遣いの多いダメな大人にはスマホやAndroidタブレットで十分。

だが、そうでない・・・仕事も趣味も即切り替えできる大人のタブレットも必要だろう。

なぜノートパソコンでなくタブレットなのか・・・それはわずかに、パカッと開かないだけのことだが、

それはずいぶん違いがあることに、気づくか気づかないか・・・

 

労働させられているだけか・・・自分で仕事をこさえられるか・・・みたいなものか。(笑)


ではまた