心に食べるクッキー

 


正月に実家に帰っていたのだが

帰りの荷物のそばにそっと添えてあったクッキー。

お袋様が、あれだけ年末年始忙しかったはずなのに、焼いたクッキー。

うまい、甘い・・・温かい・・・

朝食を用意し忘れ油断した朝の長男のエネルギー源になっていた。

毎回違った具で、味が進化しつづけている

ナッツにドライフルーツがアレコレどっと入って

時にはココアが入ったりチョコチップが入ったり

時にはナッツ、ドライフルーツが別々になっていたり

帰り近くなると、いつもそっと、旅行用バッグのそばに置いてある。

 

はてさて

多分、12日にはメリケンで過ごしているだろう。

海外は二度目である。

ニュージーランドの様に、日本と同じような魚が釣れて

美味しく食べられる国は少ないので、日本の長男ならではの

日本密着型(南方偏重だが)釣り生活を展開していたが

ここにきて、ヒラスズキシーズン真っ只中だというのに

国外で過ごす事となってしまった。

全くもって、釣り人生からみれば本末転倒、言語道断たる事態だが

まあ、水温もむちゃくちゃ、ヒラスズキもどうなのやらという状況で

デブも多いし、あちこちで劣化ウラン弾を打ちたおす恥ずべき国に

業務上遠征とあいなった。

 

ところで

長男が恐れていたのは、米国嫌いという低レベルなものではない

リミッターが外れるのを恐れているのであった。

国外への釣りを始めたら、絶対に墓参もしてもらえないような土地に

絶対に引っ越してしまいたくなるに違いないからだ。

しかし時の流れか、やはりフロリダへの接点を

外力によって得てしまっているのであった。

 

フロリダがすばらしいのではない、日本のやせ細った自然にくらべ

非常に地球標準に近そうだ、というところが問題なのである。

う〜む、日本の長男である長男の手前・・・どうしても愛する日本に

釣り天国を実現するのが夢である。

地球の都合にあわせた生活をするのだと決めた今年、

なぜか環境も急展開をみせるのであった。

 

ましかし

次に日本的に、素材を美味しく食べさせてくれる食事に

いつ出会えるのであろうか。

山芋を浅く炊いて、最後にカツブシで和えてみたが

こんな美味く、香り豊かな料理に出会えるのだろうか

メリケンで・・・

 

デブが増えて社会問題になっているメリケン、本当なのだろうか

長男の目で、この目で確かめよう、そう誓う長男であった。

やはり、人類は頂点に達し、滅びる存在であったにせよ

諦めない長男の姿勢だけは崩さぬ目論見は断じて変わらぬのである。

 

しかし、ニュージーランドの磯釣りもかなりイイらしい・・・

ボルネオ島周辺は釣出来ないかなあ、オランウータンもいて

葉っぱに良く似た大きな昆虫もいる森も、すごく楽しそうだ。

遠征が大変になるなぁ、海外だと・・・

とりあえず、日本でよく釣れる場所をもっと探さなきゃ

将来、移住も出来んしなぁ。

クッキー食べながら次の遠征の思いにふける長男であった。


ではまた