そろそろ人生最大の闘いが始まる・・・?

アル中、顕現・・・


このところ、お酒の料がズイブン増えてきたことは気付いてた。

ココに来て、お酒を止めた日に眠れないことも実験してハッキリした。

サラリーマンらしく、一応仕事でも悩んでもいた。

何かをハッキリさせようと、先週木曜、健康管理室を訪れたのだった。

 

「ここのところ、全然寝つけない日が週に何回もありまして・・・

 酒を止めると眠れないんですが・・・」といった具合である。

眠れない時、どうせ眠れないから、これがどういった病院に行けば

診てもらえるのかも、夜な夜な調べてあったが

プロの意見を聞くべしと思ったのだった。

 

すると先生と心理カウンセラーの方がアッサリと

「新横浜の労○病院が良いでしょう、薬の量が最も少ないから」

ということで、紹介状を書いていただき、さっそく次の日

フレックス勤務を良いことに、土日祝日休診なので金曜に出動。

予約を取るより、紹介状を手に直接行くと良いと

予約係のオネエさんが教えてくれた通り、9:30に労○病院へ。

しかしまあ、表には花屋なのか、まことに華やかな店舗があり

どこが入り口か分からない・・・良く見ると、その左側の

隅っこの自動扉を入ると巨大なロビーである。

 

総合受付で整理券をもらって、所定の用紙に記入して待つ。

スゲー人達だ。ココにいると、自分の症状が、まだ病気ではないな

そんな気がして、もうスッカリ帰りたくなる。

 

10時近くなって、ようやく九階へ行けと言われた。

九階には、心療内科の受付があって、更に記入用紙を一枚と

ようやく診療か?と思ったら、また三枚つづりの問診票を書く・・・

そのあと、待てど暮らせど何も起こらないし

何のアナウンスもない。

このあとどういった段取りで何があって、いつ頃になる・・・

などという当たり前のことが、何も知らされない。

 

こと心療内科というのは、心労から体を壊した

身も心も最悪の状態でケアされに来るところなのだが

ケアするのかしないのか、何がどうなるのかサッパリだ。

せめて「このあと、カウンセラーの聞き取りがあって

その後、先生が決まって診察です」と一言あって良い。

労○病院の資金が、公金から出ているとすれば

まったくもって御役所病院でサービス不足だ。

ドコもかしこも、大きな病院と言うのはこういうモノらしいが・・・。

 

そうこう考えるうちに11時半が過ぎている・・・

 

あまりの時間のルーズさに

「1時には病院を出たいのですが・・・」というと

ようやく動きが出てきた。

 

そもそも、午前9:30から来ていて、その時間ともなれば

昼食をとってもバチは当たらないのに、当然のように

待たせっぱなしである。

 

世の中どうかしている・・・病院もコレだ・・・

 

ドラマなどで語られる、患者の身になって考える医師など

多分10000人に一人いるかどうかなのだろう。

居ないから物語になる、ハリウッド映画で語られる

薄っぺらなヒューマニズムも

アメリカには無いモノだから物語になるのと同じだ。

 

ようようカウンセラーのオネエさんが質問するので

思わず言いたい事を言いたいだけ言ってみた。

 

そして、さらに30分

第1診療室のドクターH部と対峙、否、対面した。

何やら、口をあまりあけずに、早口でしゃべる若モノで

モラトリアム系をちょっと感じてしまう。

「酒の量が異常に多いので、精神科へ行ってください」

と言う。

おいおい、酒の量が減った時に、症状が治まらなかったら

心療内科で診てくれるの?

あれこれ聞くと

「精神科のことは良く分かりませんので・・・」だ。

じゃあ、ここ何年か訪れる季節性のウツ状態も

この夏の長いウツ状態も全部酒のせい???

 

良く分かった。

 

日本の精神医学は、マダマダだとは聞いていた。

とりあえず、分かりやすい原因をつかんだら

鬼の首を取ったように、そちらへ回す・・・

これが心療というには、片腹痛すぎないのだろうか?

 

後で知ったのだが

アル中というのになると

●酒を止めろと言う言葉に異常に抵抗する

●酒などすぐ止められると高言する

などと言うことが顕著らしい。

見事に僕は、やってのけていたのだが

この症状と言うか、この項目自体も

アルコール好きなら誰しも感じるところであって

客観的な精神医学的見地とは

かなり言い難い気もしないでもない。

だれしも口にするから、今のところそうだろう・・・

程度のモノで、分かりやすい症状だけで

すぐさま片付けようとする傾向が見える。

体調不良と、精神不安定は同じレベルとは言えないから

心療内科が存在すると思うのだが・・・。

 

とはいいつつ

もちろん、僕もアルコール大好きだから

カチッとハマッタのだが・・・。

 

で、

もう、僕の担当ではないからサッサと精神科へ行って欲しいと

嫌そうな顔をして受け答えするモラトリアム系ドクターH部に

あまりにも要領を得ないのと、散々待たせて、サンザンあれこれ

させといて、このテイタラクかよ!という腹立たしさで

語気が強まってしまったのだ。

「要するに、通常ならアルコールが

 一時的に体を興奮状態にしている時間が伸びて

          慢性的になったということですか!」

と問いただすと

まあそういうことだ、と苦笑いする。

 

要は良く分からん、追求する気もなしという事らしい・・・

 

困ったモノである。

何がどうだから、精神科へ行った方が良いとは言わないのだ。

 

もっと分かりやすい説明はできないのか、モラトリアムよ・・・

インフォームドコンセントなどというのとは程遠いのだな

実情は・・・

 

医療負担が増える中、税金も

こんな連中に流れているのかと思うと、カナリ寂しい。

 

居ないよりマシなんだろうな・・・通っている人も居るし

そう思うしかなかった。

 

更にドクターH部は精神医療センターS香病院に

紹介状を書いてくれると言う。

おット待て、コンナ状態のドクターが更に精神科にいると

何の病気科分からぬうちに、ハメラレそうだ・・・

 

精神科とはクールな感じだが

要するに精神病院である。

ソコはそれ、いろんな人に会えて、また良かろうとも思うが

長男とてチョット抵抗がある。

 

アル中の症状は、進むことが多い、というだけで

断酒の会などに入って、とりあえず断酒が基本だと言う。

断酒ではなくて、遠酒とか、減酒といった選択肢は無いようだ。

ソコまで行ったら、もう戻らないだろう・・・と

十把一絡げにしたほうが対応が楽だからだと思われる。

とりあえず、酒を断たせてしまえば、

「医学的には」治ることに近道であり高確率だからである。

しかし、本来目的の「精神的に治る」のだろうか?

断酒中の人間の会を作って、五人組みでもやって

それで治ったというのだろうか・・・?

疑問はドンドン涌いてくる。

 

ただ

軽めのアル中だからといって、ナメてはいけない。

アルコールも薬物中毒だからだ。

禁断症状が出たら、壁が壊れるくらい無意識に暴れると

ドクターH部は語った。

そう言えば、僕も最近、酒を飲んだあとで

ビデオとCDプレーヤーに引導を渡した。

でも、デジカメも二度修理した・・・。

例外とは、とかく存在するものだ。

 

事態の深刻さは分かってきた。

依存度も高いし、破壊もするし

加えて下手すると週2回くらい記憶を失うこともアル。

かなりキケンな崖っぷちに居る事は認識した。

 

あまり知られてない不便な精神病院に

それとなく通院してみると言うのも一見お洒落に感じたが

精神病院が不便なのは、逃げ難い地理のためだった。

 

ともあれ

ドクターH部を前に、苛立つ頭を回転させヨクヨク考えてみると

精神病院の処置が、悪の根源「酒」を止めさせることが

主体のようだった。

酒からは逃げ様がないのも事実だ。

 

「酒が止められなかったら、紹介状をお願いします」と宣言して

コレ以上の意味不明な医療負担と

釈然としない医療行為を当面避けたのであった。

それでも薬も何にもナシで、結構取られた。

 


閑話休題


落ちこんでいても仕方が無くて

1時に出社の予定が、一時に労○病院を出たので大遅刻だ。

しかし、タダでは帰らない・・・

このところ、朝ご飯を作る時間がなくて

時折、立ち食いそば屋を利用するが

どうしても食べてみたい場所が、会社への最寄駅にあった。

なかでも、心ときめく「コロッケそば」というのが

どうしても食べたかった。

 

実はこの朝、もともと話の発端が実は不眠症であり

少しでも眠るために遅く起きるのであるが

病院へ行く前に新横浜の在来線ホームにある

構えの小さい立ち食いを利用していたから

今日は実質、食べ歩きになっている。

 

新横の店は出汁が薄めで香りも良く

全部飲みたくなるほどで好感が持てる。

油揚げを煮付けた味もいい。

 

昼食、鴨居駅の方は憧れのコロッケと共にいただいたが

麺も他店より腰が強めで出汁も新横浜並であり、秀逸だ。

冷めて硬めの大きなコロッケを慎重にほぐして

麺と一緒にいただくのもなかなか新鮮であり

充実した麺ライフを送ることができたのであった。

コロッケはアツアツよりも冷めていた方が味が落ちついて

温かな出汁と味が合うようで、しかも冷めていることで

デンプン質が固まり、バラバラと下品に砕け散らないようだ。

とまあ

一日一麺と自重宣言するほど、ラーメン意外の麺は好きである。


土曜日、かねてより気になっていた後鼻漏(鼻水が喉側に落ちる)

を診てもらおうと、近所のW辺耳鼻咽喉科へ行ってみた。

映画インディペンデンスデイに出てくる

エリア51の宇宙人研究者で、宇宙人に襲われ

更に宇宙人の代わりに喋らされる悲運の役の人にドコか似ている。

見るからに、ちょっと変わり者っぽい。

しかし診たては鋭く「自律神経がオカシイようですね」 とヒトコト。

そう、アルコールによって副交感神経の働きが低下しており

興奮を抑えて眠るということができない状況だからだ。

(自律神経とは交換神経と副交感神経からなる)

アル中のことは一言も言ってないのに見抜くとは!

こっちも、結局アル中が元であろう事が分かった。


こうして、激烈ではないが、ヒタヒタと着実に

中毒症状が身体の随所に現れていることを知った。


さて、これで名実ともに

アル中であることが判明したのだから

長男としては辛い。

カナリ辛い。

アルコールを止めることが辛いと言うよりは

普段の日は我慢できても

釣りに行ったときは、昼のイカそうめん丼や

トコ丼ことトコブシ丼を食べながら飲むビールが

これまたヨロシイ。

更に

帰ってから釣果と物々交換したお酒をいただくのが

もっともこの世で幸せな瞬間なのである。

釣りと酒は表裏一体のものだ。

釣りに行く気が半減してしまっては

生きる希望が半減することに他ならない。

 

いくらカスタードクリーム好きでも

シュークリームはシューあってこそ

最大の美味さで、シューだけと言うわけにいかないのが

人情というものだ。

 

しかし、

このままドクターH部の思い通りに

精神病院送りにされるのも極めて悔しい。

 

後押し材料もあるにはある。

酒が美味くなって

ココ最近、かなり残念に思うことがあった。

 

アツアツご飯で美味しいものを、つい酒でやってしまう。

せっかくアツアツご飯ならもっと美味しそうなのに

ご飯は後回しになり、その頃には味も分からなくなっている。

小学生時代から大食い王であった僕だけに

ご飯の美味さというのを忘れてしまったことが

とても残念であったのだ。

昼食の時、先輩が、味の濃い目のものを

美味しそうにご飯にのせて、味をなじませて食べる姿を見て

「ああ、そういえば、美味かったなあ、そういう食べ方・・・」

などと心で呟いていることシキリである。

 

この際、美味いご飯との付き合い方を取り戻すことに

専念してみてはどうだろうか?と思っている。

 

数日間、ノンアルコールで過ごして居るが

まだ特に飲みたい衝動にかられてはいない。

もともと、止めたいなぁと思っていた事も手助けしているようだ。

モッタイナイので、冷蔵庫にも部屋にも缶ビールや

泡盛のビンを置いてあるが、手をつけては居ない。

いつか、我慢できなくなるんだろうか・・・

もう、アル中からは自力では立ち直れないのだろうか・・・

 

ささやかだが、人生最大の楽しみ

釣りへの思いも半減するような酒無し生活を

闘う事となった。

 

いまだ、ストレスを何で発散して良いのか

見当はついて居ないが、恐らくスポーツとか

体を動かすことだろう。

例の折りたたみ自転車にでも乗って

ぶらりと出かけるのも良さそうだ。

当面、今シーズンのヒラスズキも狙う。

新たな記録が心の支えになるだろう。

だが、食べるだけの美味しい小物系は

逆に気がめいるので止めにした。

 

加えて、不眠症は、酒が飲めない以上

ホトンド毎日続行することになり、不眠は加速した。

朝、布団から出た瞬間から、目の下がピクついてしまう。

 

やれやれ、ストレスの上に不眠とは

厄介な体になったものだ。

前述では心療内科のH部を責めている様に見えるだろうが

実は自分のウカツな生活に原因しており

人生の目標を失ってしまった過去三年間

特に酒の量が増え、しかも、不眠から週末は

ゴロゴロ状態が加速したことで、積み重ねてきたものだ。

 

三年も続けなくては治らないのか、それ以上か

それ以下で済むのか見当もつかない。

でもまだ、肝臓は正常そうだ。

十分に闘える体力は維持できるはずだ。

これじゃ、酔拳も使えないな・・・(笑)

 

不眠と酒とに闘うことに加えて、仕事と戦う事ができるのか・・・

かなり自信がないが、まあ、とりあえず3月まではネバって

様子を見てみよう。

 

実は、最大の敵は眠気だ。

眠いのは我慢できるが、歩く時、ちょっと意識が遠い。

頭と四肢が遠い感じがするのだ。

フワフワとして、何かこう、回路に電気が足りないと言うか

ものスゴク軽いめまいが連発して襲ってくる感じだ。

座っていれば何ともない。

コレだけ眠ければ、夜はしっかり眠れそうだが、チットモ眠れない。

人間の体とは複雑なモノである。

 

やっぱり精神医療センターへ行って

新たな境地に至った方が近道だろうか・・・

とっいっても、酒を断ち

精神安定剤や睡眠薬が出るくらいだろう。

長い時間をかけて陥った病なのだから

焦っても仕方なしか。

一応、会社にも話をしておくかな・・・

まだ微妙に悩む長男であった。

 

「これを機会に、結婚するのが一番良いんじゃない?」

という先輩の力強い御言葉もあるにはあるのだが。


教訓

アル中とは我々とは遠い世界のようだが、さにあらず。

様々な症状がチビチビジワジワと現れていて

それは鼻炎だったり、眠れなかったりと微妙な症状もある。

実は、僕のように手も震えず、酒も別に我慢できるのに

つい飲んでしまいすぎる人が、プチアル中に気付かず

ズイブン生活しているんだろなあ、とシミジミしている。

 

自分は酒飲みじゃないけど酒好き・・・

最近チョッピリ調子悪いところがあるなあ、と思ったら

お気をつけください。


ではまた